2016年09月05日

8月30日にPTA裁判(和解)が福岡高裁で行われました。

「首都大学東京教授(憲法学)」木村草太先生のご意見は ↓ のURLから読めます。↓ ↓ ↓


8月30日13時より熊本市立帯山西小学校PTA裁判(和解)が福岡高裁で行われました。


裁判官:小田島靖人 

書記官:石塚清

控訴人:岡本英利 出廷

控訴人訴訟代理人弁護士:大原誠司 出廷

被控訴人:熊本市立帯山西小学校PTA 欠席


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控訴人の岡本英利です。

8月30日に裁判(和解)が福岡高裁で行われました。
控訴人の私と弁護士さんは福岡高裁の呼び出しにより出廷しましたが、
被控訴人PTA側は熊本市の弁護士事務所から代理人弁護士1名のみの電話による裁判への参加でした。熊本市立帯山西小学校PTA側は裁判所には来ませんでした。

当方提出の修正和解案(前エントリ参照)に対して、PTA側がどのような態度に出るのか注目していました。
http://blog.pta-school-thinking.org/article/441629201.html
※前エントリの修正和解案をぜひお目通しください。

当方の修正和解案は、PTA側の和解案が示す「会への自由な入退会を妨げない」ための具体案を示したものなので、おおよそ認められるのではないかと期待していました。

しかし、冒頭の裁判官の発言は、当方提出の修正和解案もPTA側が認めることは難しいというものでした。
なお、被控訴人PTA側からは和解修正案は提出されておりません。
ということは、PTA側は以前に示した、以下の抽象的な文言を少しも変更するつもりはないようです。
******
控訴人と被控訴人は、被控訴人が入退会自由な任意団体であることを相互に確認し、被控訴人は、熊本市帯山西小学校に在籍する児童の保護者が被控訴人に入退会しようとするのを不当に妨げない。
*******

岡本側の大原弁護士が当方の修正和解案のどの点にPTA側からの異議があるのかPTA側の回答を希望されましたが、裁判官は「PTA役員は1人でないから意見がまとまらない」との答えでした。
PTA側はその和解案において「会への自由な入退会を妨げない」と言いつつ、そのことの具体化については「意見がまとまらない」と言うなら、PTAの悪しき現状を何も変えるつもりがないのかと不信感が募らざるを得ません。


PTA側の和解案に沿う和解しか裁判官もPTA側も認めないことを悟った我々は、
どのような和解案の修正なら可能性があるのか裁判官に尋ねました。

私から裁判官に次のような項目を和解案に盛り込むことは可能か尋ねました。

1.PTAは任意団体であることを告知すること

2.PTAは非加入、退会自由であることを公表すること

3.入会に当たっては、入会届などの書式による入会の加入承諾とすること


裁判官は1と2は後にPTA代理人弁護士聞いてみますが、3は無理だと言われました。
私は、3は無理だと聞いて、では自動加入、強制加入の可能性が残るではないですか?
PTAの冊子を受け取っただけで「入会を承諾した」との記述は問題ではないですか?
と裁判官に問いました。
すると裁判官は、「そのPTA冊子の一文のことは改良されていると思いますよ」と言いました。続けて、「岡本さん、お知り合いの方のPTA会員の方から新しいPTA冊子を見せてもらえませんか?」と。
私は「過去の協力者はPTAからの心理的な圧力に恐れをなして離れていきました」と答え、
こちらから裁判官に新しいPTA冊子の提供を求めました。

裁判官からは「PTA冊子1冊は難しいと思うけれど、PTA冊子を受け取っただけで「入会を承諾した」との一文の部分が変更された記述部分はコピーをもらえるように聞いてみます」と答えがありました。

ここまで約30分ぐらいの時間が経過しています。

ここまでで、いったん我々は、和解室の外で待たされました。

私と大原弁護士さん2人が外で待っている間に裁判官は熊本市の弁護士事務所にいるPTA代理人弁護士と電話にて和解のことを話あっていたのだと思われます。 
この間の待ち時間は約10分を少し超える位だったと思います。

その後,裁判所の係員から呼ばれ、我々は再び和解室へ入りました。

入室着席後に裁判官は1と2には(細かい文章の内容ことは今はわかりませんが)
だいたいにおいてPTA側も同意したとの発言でした。

その時に、裁判官が「私が和解書をすぐに作ってよいですか」と我々に聞かれましたが、私の弁護人大原氏が「岡本さんには大勢の支援者がいらっしゃられるので、みなさんに相談して、返事が来るまで待ってください。新たなる和解案は私(大原弁護士)が再び書きます」と発言されました。

また弁護人大原氏は、被控訴人のPTA会長の出廷も求められましたが、裁判官より無理であろうと言われました。

 そして我々の前ではその日初めてPTAの代理人弁護士に書記官と思われる職員から電話をかけて裁判官にその電話を引継ぎました。

電話の向こうの弁護人と裁判官の電話がつながっている間に1と2のことを再び私は確認しました。


 岡本側の和解案提出期限は9月26日。
 その和解案を読んで最終的に裁判官がまとめる和解案にお互いが承認したら和解成立です。
(最終的には裁判官がまとめる和解案が正式な和解になる。そのことを私は初めて知りました)
 お互いともが承認出来ないときは和解決裂、後日判決です。

 次回の我々の出廷は10月19日です。この日は我々が熊本に居て、PTA側が福岡高裁へ出廷するのかと思ったら、PTA側は電話で「お金がないから出廷出来ない」とのこと。


帰り道に裁判所の堀にかかる橋を歩きながら弁護士さんからの話しを聞けば、
「1審で勝った方の意見を裁判所は認める確率が裁判では70%くらいあるようです」
との意見でした。

(はじめに提出した和解案よりも大幅な譲歩となりますが)
大原弁護士さんは、
1.PTAは任意団体であることを告知すること
2.PTAは非加入、退会自由であることを公表すること

以上の2つが和解案に取り入れられたら50歩前進で、他のPTAに与える影響も大きいとのお考えです。
和解を断って最高裁でも差し戻しになったら全くの0(ゼロ)ですと、和解を勧められていますが。(裁判はやってみないとわからないとも言われます。)

私の心はまた2014年の初夏に熊本市立帯山西小学校PTAを訴えた、はじめの気持ちの時と同じような心境になってきました。
判決になって敗訴しても、最高裁に上告してたとえ門前払いになってもマスコミなどが「PTAは任意団体であること」を報道してそれが広く国民に知らされれば、和解よりも大きな役割を果たすのではないかと思いつつあります。
【自由と人権のために】
 
 逆に悪い影響を与えるのならばよくないと思いますが。
このことは【PTAと学校問題を考える会】の会員にも問いかけ、またその他の強制加入を反対されておられる、方にも相談してみようと思っています。
しかしながら、裁判資金のことやその他の問題もあり、あと1度弁護士さんに相談してみます。

最後に次の裁判和解に向けた第3回目の和解案の作成中であることをお伝えしまして、今回の結びの言葉とさせて頂きます。

以上8月30日の福岡高裁裁判報告でした。

 
9月5日【 控訴人 岡本英利 】



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【和解と言えども弁護士費用は通常裁判と同じ金額の費用は必要です。
弁護士さんの福岡高裁までの出張日当費用が1回に付き3万円です。
控訴人岡本の高速バス代の往復料金が3,700円と裁判所までの地下鉄の代金が往復400円です。高速バスまでの交通費も考えると約5,000円かかり、
弁護士さんに支払う金額と合わせると1回の裁判で最低合計約35,000円の資金が必要です】

【9月5日現在の募金寄付の総額の残金は138,650円と心細いものになっております】

現在は和解案の調整中です。お互いに妥協点が見いだせない場合は高等裁判所にて判決が下されます。

【PTAと学校問題を考える会】の会員4名と会長高橋健からのお願いです。

今までと同じく裁判費用の募金寄付をよろしくお願いいたします。


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9月5日【PTAと学校問題を考える会】



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裁判の経緯(現在までのタイムテーブル)
2014/06/06 訴状受理
2014/07/16 簡易裁判所での1回目
2014/09/03 第2回口頭弁論[熊本簡裁:沢谷修造 裁判官](第3回は2014/10/08 10:30〜の予定だった)
2014/09/17 移送決定(簡裁→地裁)
2014/09/26 被告による即時抗告
2014/10/30 抗告を棄却[熊本地裁所:中村心裁判官により地裁に移送が確定]
2014/12/03 地裁1回目期日が2015/01/15に決定[熊本地方裁判所:以降、西前ゆう子裁判官が担当]
2015/01/14 地裁1回目の期日を2015/01/27に変更(被告側も弁護士を依頼したため)
2015/01/27 通算3回目(熊本地裁での1回目)[熊本地方裁判所:西前ゆう子裁判官]
2015/03/03 通算4回目(熊本地裁での2回目)
2015/4/16 通算5回目(熊本地裁での3回目)
2015/5/28 通算6回目 (熊本地裁での4回目)
2015/7/02 通算7回目 (熊本地裁での5回目)
2015/8/20 通算8回目(熊本地裁での6回目)
2015/10/1 通算9回目(熊本地裁での7回目)
2015/11/12 通算10回目(熊本地裁での8回目)
2016/1/14 通算11回目(熊本地裁での9回目)
2016/2/25 通算12回目 (熊本地裁での10回目:判決,敗訴)
2016/5/31 通算13回目(福岡高等裁判所での第1回目弁論:平成28年(ネ)第301号事件)
2016/7/14 中止・延期 (福岡高等裁判所での第2回目裁判:和解交渉中止・延期)
2016/8/30 通算14回目(福岡高等裁判所での第2回目裁判:和解交渉)
 (素晴らしいPTAと修羅場らしいPTAのオープンBBSより転載させていただきました。
  ありがとうございます。)

【学校問題を考える会】会則


(事業報告と決算)
第15条 
    1 当会の事業報告書、収支決算書,収支計算書,財産目録書等の決算に関する書類
    は、毎年事業終了後、2ケ月後頃までに、会長または副会長が作成し、
    会計監査人または監事の監査を受け、役員会の議決を経なければならない。

    2 決算にて剰余金が生じたときは、翌年度に繰り越す。

(残余財産の帰属)
第16条 この会が解散(合併の場合は除く)する場合に残存する財産は、児童養護施設,または赤ちゃんポストまたは社会福祉協議会または社会福祉事務所などにの中から
役員会で決議された団体または個人に譲渡する。
 (事業年度)
第23条 この会の事業年度は、初年度は平成26年11月15日から翌年の5月31日とする。
     翌年からの事業年度は 6月1日から5月31日までとする。
(財産の管理)
 第24条 この会の会計処理および管理方法は役員会が定める。

                         
PTAと学校問題を考える会     会長高橋健







posted by o at 00:40 | Comment(22) | PTA強制加入裁判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする